シャンプー中の会話

シャンプー中の会話

美容師の皆さんは、お客さんを会話で楽しませる、というのも仕事の一つになっているのかもしれません。もしもカット中やロッドを巻く時に美容師とトークで盛り上がることが出来たならば、楽しい時間となるに違いありません。ですがその意識が強すぎる美容師もいます。特にアシスタントの皆さんは、何をやるにも一生懸命なところがあるように思います。ときどきあるのがシャンプーをしているにもかかわらず、とても話しかけてくるアシスタントさんです。シャンプーをしている最中はお客さんは横になってしかも顔に布を掛けられている状態です。その状態で声を発する事は結構つらいものですよね。しかも相手の顔が見えない状態で会話をするのは、なんとなくぎこちない感じになってしまいます。アシスタントさんは良かれと思って話しかけてくれるのでしょうけれども、シャワーの音でその声が聞き取りにくかったりすると、何度も聞き返すのも悪いですし、曖昧な返事をするのも感じが悪い…とお客さんの方が気を使ってしまいそうです。そして何より気持ちの良いシャンプーを楽しみにしているお客さんにとっては、その時間は静かにリラックスしていたい、という人が多いと思うのです。シャンプーをされている時のお客さんの心理をアシスタントさんに伝えたいところですね。シャンプー中のお客さんと言うのはある意味「まな板の上の鯉」の様な状況で、始められてしまうと何もできない、という所は有りますよね。気持ちが良ければそのまま眠ってしまっても良いぐらいなのですが、時には経験の浅いアシスタントさんのシャンプーでちょっと不快な思いをする事もあるでしょう。ですがそこでなかなか「気持ち良くない」とは言いづらいものですね。特に自分の体勢が寝ている状態でしかも顔の上に布を掛けられている状況なので周囲の状況を確認する事もできません。ただ自分の感覚だけで「気持が良くない」というのもちょっと躊躇われますよね。良く聞かれるのが「お湯加減は如何ですか?」とか「痒いところは無いですか?」という事ですが、そこはなんとなく「大丈夫です」と答える事が当たり前となってしまっています。もしかしたらそこで「もうすこしお湯を熱くして」とか「旋毛のあたりが痒いので強めにして」などと言ってしまうと、アシスタントさんに驚かれて「このお客さんはちょっと変わっているかも」と思われたりしないだろうか、という心配もあったりするかもしれません。ですがそのアシスタントさんの成長のためには、細かい事でも「こうしてもらえると気持ちが良いのだ」と言う事を伝えた方が良さそうですよね。門前仲町にある美容室